博士後期課程においては、修士課程の教育を発展させ、さらに高度な専門知識や先端的な分野に対応できる研究能力を涵養することを重視した教育課程を編成します。
専門分野に偏ることなく、物事を多様な観点から捉えることのできる広い視野を持った人材を育成するため、工学研究科基盤工学専攻の1研究科1専攻としています。
一人の学生に対し、主指導教員1名と副指導教員2名が連携し、独創的・創造的で社会的・学術的な貢献が期待できる研究を指導します。また、研究指導やE-learningプログラムによる研究倫理教育を通じて、高い研究者倫理観、技術者倫理観を養います。
〇カリキュラムの構成
科目は、「共通科目」と「専門領域科目」に分類しています。
(1)共通科目
将来、国際的に活躍していくために必要な英語による情報発信力、論文執筆力を培う科目を提供します。
(2)専門領域科目
研究に関する高度で幅広い専門知識の修得に加えて、各専門分野における研究の最新動向を理解するための科目を配置します。
多彩なセミナーや演習によって主体的な研究遂行を促します。
〇学修成果の評価
学位論文は、明確な論文受理基準と審査基準を示すとともに、複数の審査員による公開論文審査を実施することにより公平性・厳格性を担保します。